TVer + amazon fire tv stick
昨日からfire tvのアプリにTVerが追加されたということなので、早速ダウンロードしてみました。
これまでもシルクブラウザを使ってテレビ画面でTVerを見てはいましたが、アプリだとやはり便利で、番組までのアクセスがこれまでに比べ驚くほど速くなりました。(ブラウザは上下左右の移動や、「デスクトップサイト」への変更がかなり面倒でした)
ここ数年ほとんど見ていなかった連続ドラマを再び見るようになったのは、すべてamazon fire tv stickとTVerのおかげです。
『冬のソナタ』
GYAO!に『冬のソナタ』があったので第9話、第10話を見ました。それ以前をきちんと見ていないせいかと思いますが、第9話でのサンヒョクのモラハラ体質に驚きました。
そういえば、ユン・ソクホ監督のドラマでできちんと最後まで見たのは『春のワルツ』だけです。『春のワルツ』は好きなドラマで3回は見返しているのですが、他のドラマは最初の数話ですべて挫折しました。
ただ、今回収穫だと思ったのは、『冬のソナタ』第10話に、映画『ある愛の詩』の中の「愛とはけっして後悔しないこと(韓国では「謝らないこと」)」というセリフが何度か引用されているのを知ったことです。『ラブレイン』では70年代のパートで映画『ある愛の詩』のセリフと出典を明らかにして同じ言葉を引用していましたが、約10年前の『冬のソナタ』にすでにその萌芽があったのですね。そういう私も、『ラブレイン』は放映当時は現代パートに入る前に挫折し、今AbemaTVで続きを見ている段階ですが。
『冬のソナタ』、ほぼ未見ではありましたが、ストーリーは熟知しています。というのは、ドラマCD版の『冬のソナタ』を全部持っていて、何度も聞いたからです。本家のドラマはよくわかりませんが、ドラマCDとしての『冬のソナタ』は好きです。
そういえば、昔韓国でインスタントコーヒーの景品にペ・ヨンジュンの絵が印刷されたコーヒーカップが付いていたので買って来た覚えがあります。ちょうどその頃、仁川空港の免税店で買い物をしたときにペ・ヨンジュンの絵葉書を配っていたのでそちらももらいました。
3・1運動100年記念式
テレビで文大統領の話を聞きましたが、この人は本当に夢想家なのだなという印象を持ちました。
昔、成田とかいろいろなところに応援に行く左派の人たちと話をする機会がかなりの頻度であったのですが、その人たちの言葉を要約すると、世界のすべての人が同じ価値観を持てば、世界は平和になり繁栄するというようなものでした。
今日の文大統領の話を聞いているうちに、かつて話をした人たちの顔が浮かびました。
夢想家。昔会った彼らは夢を見ているかのようでした。というのは、話し合えば相手の価値観は必ず変わる、そしてその友好が連帯となれば多くの人に幸せが訪れるというような言い方をしていたからです。
文大統領は日本とは友達になれると言いました。ただ、被害者が受けた苦痛の治癒を経て、という条件をつけていました。韓国国内の対立も解決すると言っていましたが、これらに共通するのは、真摯に向き合えば誰もが自分と同じ価値観を持つに至るからという信念が背景にある気がします。
今後の方針では、かつての親日派の残滓をすべて取り除くことと、共産主義者として処罰された人すべての名誉を回復すると言っていましたので、韓国の歴史は今後、より強力に「書き換え」が進んでいくことになりそうです。
大統領の言葉を全体の雰囲気でまとめると、文化の差は北朝鮮との間にあるが、それは埋められるものであって、南北の平和と繁栄が東アジアの平和と繁栄になり、それがついには世界の平和と繁栄につながっていくというような言い方でした。
昔、世界の平和と繁栄の夢を見ていたわが友人たちは、韓国大統領の言葉を聞いて何を感じるのだろうかと、ちょっと気になりました。
YTNニュース
明日が3月1日ということもあり、今日は帰宅した後ずっとYou Tubeで韓国YTNのライブニュースを見ています。
韓国語と日本語が文法的によく似ているということもありますが、本格的に勉強すれば韓国語は楽に習得できる外国語です。かつ、新聞、ニュースの文体は日本と韓国でよく似ていますので、慣れるとニュース程度なら「ながら見」でもある程度理解できるようです。
最近は日韓の間に埋められない溝があり、テレビ、ネット、ラジオで問題になっています。悲しいことです。残念なのは韓国では何が問題なのかという本質の部分が避けられたまま報道が続いていることです。
韓国の話題は、なんとなく自らの立ち位置を決定しないととりあげられないような怖さがありましたが、あっちに行ったりこっちに行ったりしながらでも自分なりに今書けることを書いていったほうがいいのかな、と、思い始めています。
今後は、韓国のこと、韓国への思いを少しずつ書いていこうと思います。
アナザーストーリーズ「ロサンゼルス暴動」
何気なくテレビを見ていたら、ロサンゼルス暴動がとりあげられていました。すっかり忘れていましたが、私は1992年のロサンゼルス暴動のとき、ちょうどロサンゼルスいました。
私が住んでいたのはドジャースタジアムより北でした。暴動の中心から少し離れていましたので直接の被害はありませんでしたが、とても煙かったのを覚えています。
ただ、今回のテレビの構図はブラック&ホワイトに終始しており、韓国系はとばっちりを受けただけという扱いだったのがちょっと残念でした。
ロドニー・キング殴打事件の無罪評決をきっかけに始まった暴動がロドニー本人のスピーチで収束した、という枠の中に数人の「アナザー」ストーリーをはめ込むというのが番組の流れのようなので仕方ないのかもしれませんが。