アルマーニの標準服

HUFFPOSTに泰明小学校の校長が標準服について父母に説明した文書の全文が掲載されていました。そこから、気になるところを少し抜粋します。

 

愛校心、所属愛、学校に対する誇りが自己の存在と重なると、スクール・アイデンティティーが芽生えます。(略)泰明の標準服を身に付けているという潜在意識が、学校集団への同一性を育み、この集団がよい集団であって欲しい、よりよい自分であるためによい集団にしなければならない、というスクールアイデンティティーに昇華していくのだと考えます。

なぜアルマーニ監修の標準服に? 泰明小校長は、こう保護者に説明した(全文)

 

私が上の記事を読んだのは、『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』を見た直後でした。そのせいか、映画コナンの劇中のセリフが泰明小の校長の説明文と妙に重なっているように思われました。下に引用するのは、映画が始まってすぐのセリフです。

 

「いいか、人間ってのはな、生まれたときから人生が決まってるのさ」
「そうそう、きれいな服も着る人間を選ぶってわけ」
「選ばれなかった人間は、外から指を加えて見てればいいんだよ」