ローマの休日

スターチャンネルは最近21時から映画を無料で放送しています。

 

今日の映画は『ローマの休日』です。

 

ローマの休日』といえば、2003年にデジタルニューマスター版が出たとき、原案のクレジットがイアン・マクレラン・ハンターからダルトン・トランボの名前に変わったとのことです。

 

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うちにあるDVDを確認したらダルトン・トランボとありましたので、デジタル・ニューマスター版のようです。

 

ただし、スペイン広場の時計の針が場面によって前後しているので、「デジタルリマスター版」ではないようです。(以下参照)

 

スペイン広場の時計

映画の中盤に、アン王女が市内に出て美容院で髪を短く切り、尾行してきた新聞記者ジョー・ブラッドレーが、スペイン広場で「偶然の再会」を装って、2人が語り合う場面がある。

上映時間にして2分にも満たないが、その時に階段下から撮ったカットで、後景に教会の鐘楼の下の時計が映っている。カットのたびに時計の針が大きく動いており、それぞれカットが何時何分に撮影されたかがわかり、ここからスペイン広場の撮影に3時間以上も費やしていたことが割り出せる。(略)

かつて『ローマの休日』を語る時に、必ず映画ファンの間で話題になった「スペイン広場の時計」であるが、デジタルリマスターされた際にこの時計の針は修正されており、以上のことを直接には確認できなくなっている。(Wikipedia

 

AmazonのDVD販売ページを見ると、製作50周年記年のデジタル・ニューマスター版は数多くありますが、デジタルリマスター版と書かれているものが一つも出てきません。メディアディスク株式会社の「超高画質名作映画シリーズ」のことなのでしょうか。

 

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商品説明に「デジタルリマスター版」とあるので、スペイン広場の時計の針が修正されている版なのかもしれません。(ただ、残念なことに、このDVDには、吹き替え音声が収録されていないようです)

 

スターチャンネルで放映される『ローマの休日』。とりあえず、スペイン広場の時計のシーンだけはしっかり見ておこうと思います。

 

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